開発者ノート vol.14 – 10/10アップデート予告
こんにちは。『The First Descendant』ディレクターのチュ・ミンソクです。
プレイヤーの皆様にクオリティの高いコンテンツをお届けするために、開発陣は10月10日に調整されたシーズン1セカンドアップデートに向けて全力で取り組んでいます。
シーズン1アップデートを通じて、『The First Descendant』の進むべき方向性について多くのことを学びました。この経験を活かし、より良いコンテンツを作るため努力を重ねている最中です。
このような努力の一環として、本日の開発者ノートではセカンドアップデートに関する情報を公開したいと思います。
アルティメット・フレイナと専用ストーリー
0号室事件が起きたあの日に未だに囚われ続けているフレイナ。彼女のトラウマは時間を止め、長い悲しみの真っ只中に彼女自身を取り残しました。
フレイナ専用ストーリーでは、仲間と恋人を救えなかった罪悪感に苛まれている、この憂鬱な英雄の内面を窺うことになります。
仲間たちに支えられたバニーは両親に対する憎しみを捨てて家族愛を取り戻しましたが、果たしてフレイナはトラウマを克服して現実と向き合うことができるのでしょうか？
10月10日には、より一層パワーアップした「アルティメット・フレイナ」が登場します。
「アルティメット・フレイナ」のアルケー重化学制御服『悪夢の支配者』は、アルケーが強まるほど身体に負荷がかかるフレイナに向けて特別に考案された装備です。
今までは生き残るためにアルケーの成長を止めざるを得なかったフレイナですが、『悪夢の支配者』のおかげで一層強力なアルケーを収容できるようになりました。
この制御服を装備したアルティメット・フレイナのトラウマは、今や自身だけでなく敵にとっても文字通り「悪夢」となったのです。
新たなモジュール
アルティメット・フレイナ専用モジュール「毒性混合物」「猛毒投与」が追加されます。
– 毒性混合物：フレイナのパッシブスキル「伝染の輪」が「毒性混合物」に変化します。このスキルモジュールを装着すると、既存の「0号室のトラウマ」の代わりに「壊死」効果が発動します。「壊死」は敵にスタックし、対象を射撃する際の銃器攻撃力をUPさせます。スタック数が最大に達した敵に対しては、これに加えて銃器クリティカル率もUPします。
– 猛毒投与：「防衛機制」スキルが「猛毒投与」に変化します。「猛毒投与」はコストを消費してシールドを回復し、スキル威力係数をUPさせ、敵を「腐食」状態にします。「腐食」状態の敵は毒属性耐性がDOWNし、フレイナの毒属性攻撃に弱くなります。
ヘイリー専用モジュール「超冷却カイパー弾」「極低温拡散弾」が追加されます。
– 超冷却カイパー弾：専用武器を使用時、銃器攻撃力と連射力がDOWNする代わりに弱点倍率がUPします。また、弱点攻撃に成功するとMPの代わりにシールドを回復します。弱点倍率UP量は専用武器で射撃する際にDOWNしますが、弱点攻撃に成功すると再びUPします。
– 極低温拡散弾：「超低温」効果が「極低温」に変化します。「極低温」状態の敵を銃器で射撃すると、周りの敵に追加の範囲ダメージを与えるため、通常モンスター相手に有効なスキルモジュールです。
他にも、ビルドを強化できるモジュールが新たに追加されます。
9月26日に追加されるシールドの活用度を上げるモジュールに続き、10月10日にはクリティカルの代わりにスキル威力や銃器攻撃力を強化するモジュールを追加し、クリティカル率の低い武器や継承者の活用度を引き上げる予定です。
デスストーカー
敵が悪夢を支配している間、ヴォイドに現れた新たな巨神「デスストーカー」がイングリスに迫っています。
ヴォイド空間の闇の中で生ある存在を追跡するデスストーカーは、今まで迎撃してきたどの巨神よりも強力な敵です。
デスストーカーの脅威からイングリスを守り抜くため、再びヴォイドに飛び込む時が来ました。死の恐怖を跳ねのけ、偽りの仮面を打ち砕く真の力を見定めなければなりません。
最強の巨神デスストーカーの登場に伴い、最終迎撃戦であるグラトニーの難易度が調整されます。より多くの巨神を迎撃するチャンスを掴みましょう！
フロストウォッチャー
本当の力を発揮するために、時には熱く機敏であるよりも冷たく慎重な行動が求められます。
フロストウォッチャーは、そんな継承者たちにうってつけの兵器です。
このスカウトライフルは、冷気アルケー触媒を内蔵することで誰でも極低温の弾丸を撃ち出せるよう設計されました。
しかし、その凍てつく力は誰にでも許されるものではありません。フロストウォッチャーの冷気アルケーが全身に流れ込むことで体の動きが鈍るためです。
そんな状況でまともに身体を制御できる継承者は、アルビオンでも数えるほどしかいません。
ですが、もしこれらを完全にコントロールできるなら、フロストウォッチャーは継承者に極めて冷酷な戦闘力をもたらします。
特にヘイリーのような極低温アルケー能力者の場合、銃器に漂うフロストウォッチャーの冷媒はむしろ代謝を活性化させる助けとなるでしょう。
最高難易度の侵入作戦
さらに、10月10日にはより多くのモンスターと戦利品を楽しめる「400%侵入作戦」が新たに登場します。
侵攻イベントが発生した侵入作戦では400%オプションが選択可能になり、侵攻を防いだ後も続けて参加することができます。
「400%侵入作戦」では他のダンジョンに比べて通常モンスターや強化モンスターが多く出現し、絶え間ない戦闘を体験することができます。特に、ネームドモンスター2体と同時に戦う最終バトルは、このコンテンツならではの特徴です。
モンスターの出現数が増える分、「400%侵入作戦」ではより豪華な戦利品を獲得できます。
中には「400%侵入作戦」でのみ獲得可能な専用アイテムも存在します。これを集めることでETA-0と取引するための特別なアイテムを入手することができます。
ETA-0
毎週金曜日から日曜日まで、不思議な商人「ETA-0」がアルビオンを訪れます。(標準時によって曜日が変わる場合があります)
ETA-0は継承者図面、武器図面、素材アイテム、インベントリ拡張、ペイントなど、毎週異なる商品を販売しており、取引には「一般ETA交換券」や「高価値ETA交換券」が必要です。交換券は400%侵入作戦や不要な武器図面の交換によって入手できます。
ETA-0は週替わりショップの他、不要な武器図面を「ETA交換券」と引き換えるサービスを提供しています。ただし、ETA-0が持参する商品には限りがあるため、週ごとに交換可能な図面の数量にも限りがあります。
また、ETA-0の追加後も不要な図面を消費できる新しいコンテンツを企画中です。今回はひとまずETA-0が一定の余剰分の消費先となりますが、今後も不要な図面を効率よく活用できる機会を広げていきたいと思っております。
アルビオンでハロウィンを満喫しよう！
ハロウィンを間近に控え、アルビオンの街がダークでミステリアスな雰囲気に飾り付けられました。いたるところに配置された装飾が、活気あふれるハロウィンを演出します。
また、ハロウィンの夜にふさわしい特別なスキンとヘア染色も用意されているのでご期待ください。プレイヤーの皆様が不思議で愉快なハロウィンを過ごしつつ、忘れられない思い出を作られることを願っています。
予定されているシーズン1追加アップデートについて
特殊作戦・物資防衛は、長いプレイタイムとモンスター密度の低さ、分布の広さが原因となり、採掘阻止に比べて利用率が低迷していました。
そこで、物資防衛のプレイタイムを採掘阻止と同程度に短縮し、モンスターの出現数や配置パターンを調整することで、より楽しさを感じられるコンテンツに改善する予定です。
同時に、リアクターファーミングの問題点も解決する予定です。武器を変更するたびにアルティメットリアクターをファーミングし直す煩雑さを軽減するため、「リアクター移植」システムの導入を計画中です。
このシステムを利用することで、プレイヤーは使用中のアルティメットリアクターに別のアルティメットリアクターの武器最適化条件を移植することができます。アルティメットリアクターは最大3つの武器最適化条件を保持し、プレイヤーは武器のビルドによって最適化条件を自由に移植することができます。
これにより、武器を変更するたびに新しいリアクターをファーミングする必要なく、すでに使用中のリアクターに新しい武器最適化条件を移植するだけで活用できるようになります。
今回の開発者ノートでお伝えした内容が、少しでも皆様の疑問点を解消し、ご期待に応えられたのなら幸いです。我々開発陣は常に皆様のご意見に耳を傾け、より良いゲーム体験をお届けするため日々精進してまいります。
今後も改善と発展のための努力を絶やさず、プレイヤーの皆様が『The First Descendant』で楽しい時間を過ごしていただけるよう最善を尽くしてまいります。皆様の応援やフィードバックに変わらぬ感謝を申し上げるとともに、次回のアップデートでお会いできることを楽しみにしております。
それでは引き続き、よろしくお願いいたします。
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